星詠

「私はなんてことのない、占星術師のお兄さんだよ!」

年齢
25(見た目)
性別
男性
身長
190㎝
体重
79㎏
属性
炎/星
アライメント
秩序善
種族
???
絵文字

「なんてことはない占星術師のお兄さん」を名乗る青年。旅人でもある。
占星術師だが、 星は言うほど好きではないらしい。が、暇があれば星空を見上げているらしい。

飄々とした性格であり、 裏がつかめない。
一見人懐っこいようにも見えるが、こちらを模索させまいと距離を置いていると感じさせる一面もある。
また、女好きでもありよくナンパをしたり「可愛い女の子」 限定で占いをタダでやろうとすることも。 一方で、男性に対しては少し雑な対応をする。
読書をするのが好きで、特に魔法や魔術の類の本が好き。魔法のことになると特に饒舌になる様子。

過去を振り返っても過去は戻ってこないので、 それなら未来のことを考えるべきという思考。
心配されるほど小食であり、偏食が多い。

一人称:私/二人称:キミ、〇〇くんor〇〇ちゃん

彼はは「失っていい命なぞない」という思想を根幹に抱く。
彼にとって生命の価値に善悪の区別はなく、悪人であろうとも善人であろうとも、その消失は世界の均衡を欠くものだと考えている。
だからこそ、他者が誰かの命を「不要」と断じることに強い違和を覚え、命を軽んじる者を好まない。
しかし、その想いを高らかに語ることはない。飄々とした態度の裏に隠し、冗談や軽口に紛れさせる。
けれども時折、その瞳に宿る深い憂いが、彼が命に抱く切実な思いを物語るとも言えよう。
彼にとって「未来を占う」という行為もまた、生きる者たちに新しい一歩を選ばせるための術にすぎない。

No data……

「私の名前かい?適当でいいよ適当で、とうの昔に捨ててきたさ」

「私はなんてことのない、占星術師のお兄さんだよ!」

「もう、忘れ去られた昔のことさ。過去のことを振り返るより未来のことを見た方がよっぽどいい」

「やーやー、そこの可愛いキミ!今ならなんとお兄さんの占いがお安くなっちゃうよ、可愛いキミには特別さ!」

「私はあらゆる星の力で未来へと導き、そして星へと抱かれ還る。……縁が深くなってしまったものだね、あの子達とは」

───彼は人類を愛していた。
だがその人々に向けての愛が歪んでいたために人類に幸福を与えなかった。火を与えなかった。文明を与えなかった。
温もりもなく、戦争も起きず、発展も起きない。

彼はそれこそが人類の一番の幸せだと思っていた。
幸福もなく不幸もないことが幸せだと。

自分の築き上げたこの良くも悪くも平和な世界で、人々は幸せに暮らすのだと、そう彼は信じていた。
その彼なりの愛に、純粋な愛に一部を除いて誰も止めることなどしなかった。
そう、一部を除いては……。

───彼の築き上げた世界は、あまりにも冷酷すぎたのだ。


「私は皆平等に愛してるさ!例えそれが禁忌を犯した愚者であろうとも!」