「僕が創ったものを継承者が使いこなせるか。楽しみだね」
全ての魔法・魔術の原始とし、「天落の魔導神」とも呼ばれていた。
自由気ままな性格であり、自由を愛する者である。そのためか束縛の類がちょっと苦手。
神祖によって編み出された演算を確認している役割もしており、わりと忙しい。
それでも「でもまぁ、継承者の方がもっと大変だと思うし、多少はね?」とのこと。
創始では、魔法、魔術を創ったとされている。この宇宙においての属性も定義したのも彼。
そして、彼は“全て知っている”のだ。自分の結末も、何もかもを。
自分の運命ですらも、彼は「神祖の決めたことに文句はないさ」と、どこか他人事である。
一人称:私/二人称:君、名前呼び捨て
ユーディオンのことは友人と言っているが、向こうはその認識ではない様子。
日々魔法や魔術の研究をし、人の世に遺すため色々している。
紅茶が好きであるのだが、そこまでこだわりは実はない。香りだけ楽しめればいい様子。
生命体としての限度は理解しつつも、大体は容赦がない。
向こうは自分のことを友人と言っているらしいが、ユーディオン自体はそうは思っていない。
ただ、魔法や魔術を創ったことに関しは彼の実力は認めている。
向こうはどう思っていようとも、自身は友人だと思っているし、数少ない対等である存在だと思っている。
気さくに話せる存在でもあり、気軽に冗談も言える。向こうは友人だとは思っていないが。
彼女の感情を持ってしても鋭い考察力と判断力等には信頼を置いている。
人懐っこい彼女にはなんとなく親近感を抱いてるが……旗から見たら気のせいである。
神祖でありながらも感情を持っている彼には興味の対象であると思っている。
自分のことを苦手そうに思っている様子はなんだか見てて面白いな、と思ってあえて彼に絡んでいる。
██████であった彼に対してはとても興味深いと思ったりも。
しかし同時に警戒も勿論しているので、神祖として迎え入れたからと言って完全に信用しているわけではない。
「流石僕の創ったものだ!ユーディオンもそうは思わないかい?」
「運命というのは変えられない。だからこそ、日常というのが美しいというものさ!」
「頭が固いなぁ~ユーディオンは!君も笑えば少しは誤解されずに済むだろう?」
「うう、フィアリーンは優しいね。ネレアティプノスも見習ったらどうなんだい!」
「死ぬのは別に怖くないさ。ただ幕を閉じるだけ、生命体として当たり前のことに恐怖を覚えることなんてないだろう?」
神祖以外の生命体にはさほど興味がなく、だから他の生命体に対しても容赦がないと言えるのであろう。
理屈では理解していても……とも言えるのかもしれない。そこはやはり神祖であるとも。
表情では明るくても、感情は掲載されていないためそれは“虚構”である。
なんとなく、他の生命体にとって印象が良いだろうと思っているのをただ演じているに過ぎないのだ。
彼が何故感情を持たなかったのか。それはやはり「必要性を感じない」以外、ないのである。